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NBAプレイヤーのパウ・ガソルの話です。
ガソルは、2001年シーズンから、「メンフィス・グリズリーズ」でNBAをスタートさせます。
1年目のシーズンは、フィジカル面で、まだ弱い部分が見られるものの、技術力においては、NBAの中でもピカイチで、
アベレージ17.6得点、8.9リバウンド、2.7アシストを記録し、そのシーズンの新人王に選ばれます。
しかしチーム自体の成績は、低迷中で、プレーオフすら出場することができませんでした。
ガソルが3年目のシーズンにヘッドコーチが変わったのをきっかけに、チームが一変します。
2003年シーズン、メンフィスは、チーム設立後、初のプレーオフ進出の夢を叶えます。
続く2004年シーズンもプレーオフにギリギリですが出場することができました。
世界レベル向上
2004年アテネ五輪のアメリカ代表メンバーは、以下の通りです。
フィラデルフィアから「アレン・アイバーソン」、サンアントニオから「ティム・ダンカン」、ニューヨークから「ステファン・マーブリー」、
デンバーから「カーメロ・アンソニー」、マイアミから「ラマー・オドム」と「ドウェイン・ウェイド」、ユタから「カルロス・ブーザー」、
フェニックスから「ショーン・マリオン」と「アマレ・スタウダマイヤー」、ニュージャージーから「リチャード・ジェファーソン」、
クリーブランドから「レブロン・ジャームス」、シャーロットから「エメカ・オカフォー」が全メンバーになります。
予選リーグ、初戦の「プエルトリコ」にまさかの負けを喫します。さらに「リトアニア」にも負けます。
決勝トーナメントでは、世界選手権で負けている「アルゼンチン」にまたもや負けてしまいます。
なんとか銅メダルは、獲得しましたが、ソウル五輪以来の不甲斐ない成績で幕を閉じるのです。
ミネソタ・ティンバーウルブズについて
ウエスタン・カンファレンス、ノースウェストディヴィジョンに「ミネソタ・ティンバーウルブズ」が所属しています。
ウルブズは、ミネソタ州、ミネアポリスに本拠地を持つチームです。1989年にチームが設立されました。
90年代は、新しいチームというのもあり、勝率5割を越す事がほとんどなく、厳しい時代が続きました。
1994年に、高卒のK・Jこと「ケビン・ガーネット」を加入させ、生え抜きで成長させていきました。
K・Jは、オールスターに選出されるほど、ウルブズ屈指の選手になりましたが、チーム自体の成績は、なかなか振るいませんでした。
しかし2003年シーズンに、K・Jの活躍と、ベテラン選手の加入により、カンファレンスファイナルまでコマを進めます。
その後、K・Jはボストンに移籍、チームは、ド低迷期を迎えます。
2004年以降、チームは、プレイオフ進出は、1度もありません。この低迷期を抜け出すのは、至難の業ではないでしょう。
NBAロケッツについて
ロケッツは、2連覇を達成するのですが、2連覇目のシーズンには、さらなる強化のために、「ポートランド・トレイルブレイザーズ」から
クライド・ザ・グレイドの異名を持つスラムダンカーの「クライド・ドレクスラー」をトレードで獲得します。
更にその2年後に、「フェニックス・サンズ」から、こちらもスラムダンカーのサー・チャールズこと「チャールズ・バークレー」と獲得します。
その後もシカゴ・ブルズからピペンを獲得したりと、ここぞとばかりにスター選手を加入させますが、連覇以降は、パッとしない成績が続きます。
オラジュワン引退後の2000年以降も成績は、振るわずまた平凡なチームに戻ります。
NBA初、中国からアジアを誇るビック・センターの「姚・明」が加入しますが、怪我に苦しみ、なかなか好成績には、至りませんでした。
現在ロケッツは、「オクラホマシティ・サンダー」から、ロンドン五輪のドリームチームにも選出されたザ・シックスマンの「ジェームス・ハーデン」を
獲得し、来シーズンからは、レイーカーズからこれもオールスター選手のスラムダンカー「ドワイト・ハワード」か加わる予定ということで、
今後の動向が気になるところです。